開発ストーリー:光ヘアケアドライヤー「Zuvi Halo(ズーヴィヘイロー)」

開発ストーリー:光ヘアケアドライヤー「Zuvi Halo(ズーヴィヘイロー)」

Zuvi(ズーヴィ)のブログへようこそ。

初回は、私たちZuviと光ヘアケアドライヤー製品「Zuvi Halo(ズーヴィヘイロー)」の紹介をさせて頂きます。Zuviにご興味をお持ち頂いた皆様とって参考となりましたら幸いです。

 

Zuviについて

Zuviは、新たな科学原理に基づくテクノロジーを開発し、日々の生活に欠かせない家電のあり方そのものを革新を目指すグローバル家電メーカーです。

サステナブル意識が高まる時代に生まれたZuviの製品開発はユニークで、"自然に学び、自然を応用する"というコンセプトを掲げ、人体と環境にも優しい製品開発に取り組んでいます。Zuvi Haloヘアドライヤーシリーズにも、もちろんこのコンセプトが生かされています。

参考:Zuviのサステナブルイノベーション

Zuvi Haloには、「LightCare™ (ライトケア)」と呼ぶ光乾燥技術が搭載されています。これは、太陽の光と風で乾く自然の乾燥原理に着想を得て開発したZuvi独自の特許技術です。具体的には、高温の熱風式に代わる新たな技術として、赤外線による水分蒸発原理をヘアドライヤーの乾燥に応用しています。

超低温で心地よい乾燥体験とヘアケアを実現しているだけでなく、大量の電気を消費しないため、髪と地球環境にも優しいヘアドライヤーです。

ヘアドライヤー市場にはすでにたくさんの製品があります。ではなぜ、Zuviはこの市場に挑戦するのか。私たちがZuvi Haloに込めた想いをお伝えします。

 

ヘアドライヤーの歴史

まずドライヤーの歴史について触れさせてください。ここに私たちが着目した可能性が秘められているからです。

ヘアドライヤーといえば熱風式が常識ですよね。その歴史は意外と古く、19世紀末に誕生したと言われています。私たちが日々利用する手持ち型は1920年代に入って登場。それ以来、取り込んだ空気をドライヤー本体内部の熱線コイルで熱して排出するという技術が今日まで用いられてきました。

 

ドライヤーの常識と課題

なぜドライヤーは電気を大量に使うのか

日本で販売されている家庭用ハイパワードライヤーは1200Wの電力を使用しますが、一時的にせよ家電製品の中で最も電力を消費するものの一つです。電圧の違いから、海外では1600W以上が一般的です。

これほどまでに電力を消費する要因は、熱風の生成のためです。本体内部で生み出された超高温の熱は、取り込んだ空気と混ざり熱風として排出されます。この熱風は、髪に達するまでに冷め、空気中にも拡散します。狭い空間でヘアドライヤーを使用すると温度が上昇するのもこれが原因です。

ちなみに、風量はモーターの出力で決まりますので、ワット数が高いからといって風量があるわけではありません。多くの電力は熱の生成に使用されています。

吹き出し口から出た熱風が髪に届くまでに冷める、空気中に分散するという熱エネルギーのロスを前提とした仕組みのため、大量の電気を使用せざるを得ません。これはどういうことかと言うと、使用した電力量に対して実際に髪の乾燥に使われる電力が小さいということです。

 

環境にも配慮するサステナブルな時代において、この前提を変えていく必要があります。世界中で使われているヘアドライヤーが省エネ化するだけで、1日あたりの消費電力量削減に貢献できます。

 

ドライヤーは低温乾燥の時代

熱風が髪のタンパク質の熱変性を引き起こし、ダメージへと繋がる事が特に意識されるようになりました。

近年では、低温化によりダメージを抑え、潤いを保つというヘアケア効果を謳うドライヤー製品も数多く販売されており、風力や温風/冷風切り替え機能で髪の低温化を図る機種などもあります。しかしながら、先にお伝えした熱風式の仕組み上、低温化にも限度があります。

Zuviは、独自の研究開発施設「Zuviヘアラボ」で、既存の技術の応用ではなく一から製品開発に取り組み、乾燥中に髪を超低温に保ちながら乾かせる光乾燥技術を確立しました。LightCare™ の開発で100件以上の特許を取得しています。

 

Zuvi Haloの誕生

日々のルーティンを快適に

洗髪後にすぐ髪を乾かすことは何よりも重要なヘアケアです。どんな日でも欠かさず続けるルーティンだからこそ、熱による不快感とダメージが最小限に抑えられていることがより良いユーザー体験となり、明日も髪を乾かすモチベーションアップにも繋がると考えています。

ヘアドライヤーによるヘアケアのポイントは、髪の保水量です。保水量を高く保つことで、艶、滑らかさ、しなやかさのアップ/維持に関係します。

これまでのヘアドライヤーの常識や習慣を大きく変え、ユーザーメリットを追求して生まれたのがZuvi Haloの光で乾かす乾燥方式です。

 

光のヘアケア特許技術「LightCare™」

LightCare™は、特定の光の波長が髪表面の水分子に吸収されると蒸発が促進するという自然の乾燥原理を応用しており、自社開発の10.5万回転(分)のモーターが生み出す風と組み合わせて乾燥を加速させます。この風は光の熱をクールダウンさせる役割もあり、髪表面温度上昇を抑える役割もあります。

雨上がりの濡れた道が、太陽の光と風で急速に乾いていく様をイメージしてみてください。

この光が本物の太陽と異なる点は、紫外線を120層ものチタンコーティングで遮断し、人体と髪に優しい光のみを放出していることです。また、光は目で見ても安全であることはドイツの試験機関TUVにて実証しており、お子様にも安心してお使いいただけます。

 

コードレス化の実現

これまでドライヤーのコードレス化は難しいものでした。好きな場所で好きな時に髪を乾かせるという大きなメリットはあれど、技術的な課題が立ちはだかります。

1200Wの従来型ヘアドライヤーを最大出力で使用する場合、仮に500gのバッテリーを搭載して数分程度しか利用できません。そのため、既存の熱風式コードレス製品の場合、熱風の温度を下げるというトレードオフが生じていました。バッテリー容量を上げればその分本体重量が増加してしまいます。

Zuvi Haloコードレスモデルでは、630gの重量で光の熱伝導と風力の放出に費やす消費電力を290Wに抑えています。対1200Wの1/4です。通常の乾燥で使用するFASTモードの持続時間は最大13分。19分で90%まで急速充電可能な機能もあります。

一度の充電で快適に乾かして頂けるようショートヘアや熱が苦手なお子様へのご利用をお勧めしています。

 

速乾性を追求した有線モデルの発表

様々な髪質やヘアスタイルの方々、ヘアケア効果と速乾性の両方をお求めの方々に向けて、2022年1月に速乾有線モデルを発表しました。

有線化により、出力が高まったことでロングヘアでも素早く乾かせるだけでなく、スタイリング専用モードとアクセサリーが加わったことで、日々の乾燥からスタイリングまで様々なニーズに対応しました。

使用中の髪表面温度は44℃で、髪内部にしっかりと潤いを残します。また、コードレスモデルとは異なり、主に洗面所/お風呂場での使用されることを想定し、春夏秋冬通して快適にお使い頂けるよう体感面でも工夫をしています。冬には寒さを感じず、夏には暑苦しさがないよう機能設計しています。

 

乾かしてすぐに感じる潤いとヘアケア効果

LightCare™の低温乾燥により、髪内部には高い水分量を保持します。熱による過度な乾燥を防ぐためにヘアオイルを使用する必要もなくなり、ヘアケアだけでなく時短効果もあります。また、超低温で乾かせるからこそ、ヘアカラーが長持ちすることも大きなメリットの一つです。

高価格帯のヘアドライヤーとの効果比較*

  • +109%髪がさらに潤う
  • +38% 輝く
  • +17% なめらかに
  • +57% ヘアカラー持続
  • +9% しなやかに
*Zuviヘアラボとスイスの試験機関SGSでの検証に基づく。

最後までお読みいただきありがとうございました。引き続き、Zuvi Haloに関連するお話を随時発信していきます。

 

Back to blog